私がドライフラワーと出会ったきっかけ
こちら、かなり歴史を感じるドライフラワーですよね。そしてこれこそ、私がドライフラワーにはまるきっかけとなったものです。
数年前、私は母の退職のお祝いに、お花のブーケをプレゼントしました。遠く離れて暮らしていたので、退職の日に合わせて郵送で自宅に送りました。
その日、「ありがとう。お花、受け取ったよ。嬉しかった。」といつも通りのシンプルなメールが返ってきました。
それから数ヶ月後、久しぶりに実家に帰省すると、母の部屋の片隅に、見覚えのある形をしたお花たちがドライフラワーになって飾られていました。
母に尋ねてみると、
私がプレゼントしたお花が嬉しくって大切にとっておきたいからドライフラワーにしてみた、とのこと。
普段お花にあまり興味がなさそうだった母だけに、その気持ちがとても嬉しかったことを今でも覚えています。
そのとき私は、ドライフラワーも写真や音楽と同じように、大切な当時の記憶を思い出させてくれる力を持っているんだな、と気付きました。
私がドライフラワーを作るようになったのは、それからです。
おしゃれインテリアとしても、ずっと楽しめる思い出としても、たくさん魅力の詰まったドライフラワー。これからも色んなものを作っていきたいです。